Content

http://tama.st/

首都防衛高射砲陣地跡

金曜日 23 7月 2010 - Filed under 多摩新聞

三鷹市大沢「椎の実 子供の家」

東部第1903部隊調布隊は、米軍機の攻撃から調布飛行場周辺の軍需工場を守るため、また、首都へ向かう途中の米軍機を撃ち落とすため、飛行場に向かって弧を描くように設置された、6門の高射砲についた。しかし、米軍との交戦の際、4人の命を落としてしまう。

眼下に羽沢小学校や味の素スタジアムを望む、高台に設置された高射砲。見晴らしもよく、米軍機を見つけやすい位置にあったのだが、実際は米軍機の高度に届かず、撃ち落とす事は出来なかったのだとか。それどころか逆に、標的として敵機の砲撃を受けてしまったのである。

今も高射砲6門のうち4門の台座が、三鷹市大沢にある保育園「椎の実 子供の家」に保存されている。戦争体験を語り継ぐこれらの台座は、子供達の菜園や遊び場として日常に溶け込んでいる。また、保育園の庭先には、調布戦友会により寄贈された、慰霊碑が建てられており、年2回慰霊祭が行われていたそうだが、メンバーの高齢化により年々訪れる人が減っているという。


下の丸い部分が高射砲が設置された台座。現在は花壇になっている。
これも台座。長い棒のような物はアンテナが取り付けられている。


後ろに目がいきがちだが、タイルの貼ってある丸い部分が高射砲台座。

2010-07-23  »  tama.st

Share your thoughts

Re: 首都防衛高射砲陣地跡

Sign in